育て方/

観葉植物の育て方

観葉植物の育て方観葉植物の育て方

観葉植物を長く楽しんでいただくために、一般的な観葉植物の育て方をご紹介します。

詳しくは、このページ下の各観葉植物のところよりご覧頂けます。ご参考にしてください。

観葉植物の育て方について

日当たり・置き場所について

日当たり・置き場所について

植物が生育するためには、日光が必要です。ただし、必要とする日光の強さは植物によって異なっています。

夏の日射しのように強い直射日光を好む観葉植物もあれば、木陰の半日陰のような明るさを好む観葉植物もあります。植物の性質や生育に応じて光の強さを調整する必要があります。

(一般的には、ベンジャミンやカポックなど葉っぱの小さな植物は葉っぱの面積が少ないので、強い光を当ててあげないと葉落ちの傾向があり、また、モンステラやマングーカズラ等、葉っぱの面積が大きい植物は、光を多くひらうことができるので、多少の耐陰性はあると考えられています。)

また日当たりに加えて大切なことは、温度と湿度です。多くの観葉植物は高温多湿を好み、生育適温は20度以上です。冬の暖房は、温度を上げると同時に湿度を低下させるため、直接暖房の風が当たるような場所は避けた方が良いです。同様に夏の冷房も、直接冷風が当たるような場所は避けましょう。

水やりについて

水やりについて

観葉植物の水やりは、一般的には、鉢土がかわいたら、たっぷりと水を与えるということを基本とし、育てている観葉植物が、乾燥を好むものなのか、湿り気を好むものなのかを知ることが大切です。

(一般的な考え方として、根っこの先端部分が葉っぱの生長点(先端)とつながっていると考えてもいいでしょう。根っこの周りが乾いたりしていると、根っこは水を求めて根を伸ばそうとします。そうすると根っこは成長し、葉っぱも成長するということです。)

また、環境に応じて水やりの頻度も調整する必要あります。気温が高く十分日光があたっている場合には、水やりが多少多めでもあまり問題はないかと思います。

湿度を好む観葉植物には、鉢土の水やりだけでなく、霧吹きなどで葉や茎に水をかけて、空中湿度を保つ葉水(はみず)の必要もあります。逆に、気温が低く日光が少ない冬場には、乾燥気味に管理するのが基本です。 パキラや幸福の木などは幹も太く、幹の中に水分を多くたくわえているのでどちらかといえば乾かし気味で、ポトスなどのつる性の植物は葉っぱが多いわりに、つる自身が細いので水分はあまり多く蓄えていません。またアレカヤシやシュロチクなどのヤシの仲間は元々が水辺で生息するものなので、水分を多く必要とするものが多く、水枯れには注意が必要です。

病害虫について

病害虫について

観葉植物の病気や害虫の被害を防ぐには、予防が大切です。植物の性質に合わせて、適切に日光にあて、適切な水やり、施肥をする。また、整枝を行い込み過ぎた枝葉を調整して風通しを良くすることです。

もし、病害虫が発生してしまったら、早期に取り除くことが大切です。

少量のアブラムシやハダニなどは、水やりの際、強めの水圧で葉裏から水をかければ流し去ることができます。害虫が多く発生した場合は、市販されている、殺虫剤を使用します。ホームセンターなどでいろいろなメーカーから出ているので購入して、駆除するといいでしょう。その際は、目や鼻、皮膚につかないように、またまわりの人にも気をつけて駆除してください。

また、植物の病気の場合も同様で、その多くは細菌やカビの仲間が原因です。これらの病気にも、殺菌剤などを使用するといいでしょう。

施肥について

施肥について

観葉植物に与える肥料は、多く与えれば与えるほど良いというわけではありません。肥料の与えすぎは、根を傷めたり、かえって軟弱な株に育ったりと、植物に良い影響を与えません。失敗の多くは、肥料を与えするで起きます。

肥料の適切な量は、植物の種類や大きさ、用土の量(鉢の大きさ)によって変わってきます。市販の肥料には、栽培状況に応じた適量が記されていますので、参考にすると良いでしょう。

さらに大切なのは、肥料を与える時期です。植物が活発に生育する気温の高い春から秋にかけて与え、気温が低下する冬には肥料を与えてはいけません。

冬越しについて

冬越しについて

植物には、越冬温度(それ以上なら枯れずに冬を越すことができる温度)というものがあります。その越冬温度は植物によって異なっています。育てている観葉植物がどれくらいの気温で冬を越すことができるのかを知ることが大切です。

気温が下がってきたら水やりの回数を減らし、鉢土を乾燥気味に管理して冬を越します。ただし、暖房の効いた部屋は乾燥気味になるため、ときどき霧吹きなどで葉水を与えるようにすると良いでしょう。

寒害を受けてしまったときは、それ以上悪化させないように管理しましょう。葉が変色したりおちたときは、温度管理などに注意し、暖かい春になるまで何とか持ちこたえるようにし、落葉しても茎や根がしっかりしていれば、春になればたいてい回復します。

いろいろな観葉植物の育て方について

いろいろな観葉植物の詳しい育て方を紹介してあります。ご参考にしてください。

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